聖マリアンナ医科大学の SDGsへの取り組み

感染症・パンデミック への対応

2023.05.01 カテゴリー:活動テーマ:医療

活動概要
本学の理念では「生命の尊厳を重んじ、病める人を癒す、愛ある医療を提供します」と謳っています。
新型コロナウィルス感染症(COVID-19)については、2000年2月9日のダイアモンドプリンセス号からの患者を大学病院の理念に基づき、積極的に受け入れ、現在まで重症患者500名、総計1000名以上の入院患者の管理をしてきました。オリンピック開催後の第5波では、人工呼吸器管理患者が30名、そして、ECMO管理の患者が5名と、今まで経験をしたことのない重症患者が押し寄せてきました。全病院を挙げて、救急の支援をしていただき、COVID-19の患者は元より、一般の救急診療を止めることなく、川崎北部の救急診療の使命を果たすことができたのは、大学病院が一丸となりチーム医療に取り組めた証左であると思います。
そして、政令指定都市(川崎市・横浜市)において当院が高度医療機関として重症患者を受け入れることで、近隣の病院が中等症患者の受け入れを円滑に行えたことは、今後の地域医療連携を発展させていく上でかけがいのない実績となりました。
目標
■ 救急の理念でもある、一次から三次救急医療を受け入れ、国内の大学病院のロールモデルとなる救急診療の確立と高度な集中治療の提供。
目標への取組
■ 救急車の受け入れを年間10,000台以上とし、救急医療のハイボリュームセンターとする。
■ 川崎北部の救急医療のハブとなり、近隣病院と連携をして、各施設の役割分担が果たせるような仕組みづくりをするリーダーとなる。
■ 国内でもトップレベルとなる集中治療医療の教育施設としての役割を果たす。
聖マリアンナ医科大学は持続可能な開発目的(SDGs)を支援しています
聖マリアンナ医科大学は持続可能な開発目的(SDGs)を支援しています