聖マリアンナ医科大学の SDGsへの取り組み

医療福祉相談

2023.05.01 カテゴリー:活動テーマ:地域社会貢献

活動概要
疾患を抱え、医療を受けることは様々に生活への影響(生活自体の困難・不安、人間関係や社会的役割の不全)が出ることがあります。不利な立場になり、社会から取り残されてしまう可能性もあります。病院の中で、医療福祉相談は患者・家族の不安や困りごとの相談を受け、すべての患者・家族が疾患を抱えながらも生活環境を整えていくこと「ウェルビーイング(well-being)」を支援しています。
相談は専門のソーシャルワーカー(社会福祉士・精神保健福祉士)が担当します。具体的には、心理的・社会的な問題に対する解決・調整援助(受診や入院に伴う不安への心理的支援など)、転院・退院に対する援助(転院先の病院の紹介、在宅療養についての情報提供など)、社会復帰に対する援助(復学・復職についての援助など)、経済問題に対する解決・調整援助(社会保障・公的補助などの紹介と活用など)についての相談を行っています。
目標
■ 院内外の研修会・学会等で発表し、医療福祉相談機能の啓発を行う
■ 公開講座、オープンホスピタル等で地域への医療福祉相談に関わる情報配信を行う
■ 治療と仕事・育児・介護等との両立支援、各種の虐待予防支援の中心的な機能を担う
目標への取組
■ さまざまな拠点機能を有する医療機関の相談部門として多様な相談対応を行う。特に両立支援についてはすべての医療福祉相談の担当ソーシャルワーカーが両立支援コーディネーターとなる。
■ 虐待予防については院内、地域の拠点機能を発揮できるよう体制構築、情報集約、研修の実施を行う。
聖マリアンナ医科大学は持続可能な開発目的(SDGs)を支援しています
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