活動テーマ:環境

ダイバーシティキャリア支援センターの活動

活動概要
学生及び教職員等が、性別にかかわりなく、組織の対等な構成員として、あらゆる活動に参画する機会が確保され、自らの責任のもとにその個性と能力を十分に発揮し、かつ、学業・仕事と生活の調和(ワーク・ライフ・バランス)を実現することのできる組織の形成を総合的かつ計画的に推進する。
教職員が仕事と育児の両立ができるように、2012年4月本学敷地内に「さくら保育園」開園。
2016年5月次世代認定マーク「くるみん」取得。
目標
■ 女性が活躍できる雇用環境を整備し、さらに管理職として十分に能力が発揮できるようにする
・ 女性理事・執行役員相当を現在比1名増
・ 研究者における女性比率を、教授相当12%、准教授・講師相当23%、助教相当32%以上とする
・ 不妊治療休暇を創設し、取得者2名以上とする

■ 教職員が仕事と子育ての両立ができるように働きやすい雇用環境を整備する
・ 働き方を意識した出産・育児・介護に関する諸制度のさらなる充実、および取得しやすい環境の整備 
・ 男性の育児休業取得率20%以上を維持し更なる取得を目指す

■ 学生・教職員等が個人として尊重され、快適な環境のもとで教育、研究、学習、勤務できる組織を構築する
  (2028年3月目標)
目標への取組
■ 保育介護お悩み相談会の開催
■ ダイバーシティ研究助成金・ダイバーシティ表彰・ダイバーシティ英語論文作成費助成制度等により、各種研究をサポート
■ 医学部2年次、4年次→キャリア教育、講演・大学院キャリア教育実施
■ ~シリーズダイバーシティ~講演会共催
■ 「不妊治療と仕事」「コロナ禍と子供達」講演動画配信
■ ベビーシッター補助券の配布

障がい者雇用を支える就労支援室

活動概要
障がい者の方々が安定した勤務ができるよう、必要に応じて支援員が手順、環境を整えながら、事務系デスクワークをはじめ、ベット清掃等の病院中の多岐にわたる業務を請け負っています。
目標
■ 障がい者の方々の就労機会と活躍の場の創出
目標への取組
■ 病院内請負業務の更なる拡大
■ 積極的な採用(インターンシップ活用による新規採用、ハローワーク活用による中途採用等)

すべての人に優しい新入院棟

活動概要
本学菅生キャンパス内施設リニューアル計画の第一弾となる新入院棟は「特定機能病院」「災害医療拠点病院」「地域中核病院」としての機能を更に強化するとともに、医育機関として教育機能の向上を目指します。
目標
■ 人に優しく働きやすい病院をつくり、人・社会・未来から選ばれる病院を目指す。
目標への取組
具体的な取組 ① 新病院の機能強化
手術室を14室から20室に拡充し、ハイブリッド手術室やロボット手術室(導入予定)を完備させた他、屋上にはヘリポートも設置するなど高度急性期病院として地域の期待に応える。

新病院の機能強化 新病院の機能強化


具体的な取組 ② 子供目線の設計
小児病棟、オペ室にはリラックスできるイラスト(マリアンナの丘)を描くなど子供目線の設計がされている。

子供目線の設計 子供目線の設計


具体的な取組 ③ 医療用搬送ロボット導入
医療用搬送ロボット「メロディ」を導入することで職員の労働負荷が低減される。

医療用搬送ロボット導入


具体的な取組 ④ 国産材家具の採用
デイルームの木製家具は、川崎市木材利用促進事業補助制度を活用し、持続可能な広葉樹生産に地域として取り組む、岐阜県飛騨市産のナラを使用している。国産の木材を使うことは、こうした地域の活性化と持続可能な取り組みに繋がる。

国産材家具の採用


具体的な取組 ⑤ 全フロアバリアフリー設計
全フロア段差をなくしどなたでも安心して通行できる院内設計になっている。

全フロアバリアフリー設計 全フロアバリアフリー設計


具体的な取組 ⑥ 院内表示
院内にある表示にはすべて英語も併記し、外国籍の方にも配慮している。

院内表示


具体的な取組 ⑦ 全フロア多目的トイレを配置
体の不自由な方や様々な理由にも対応できるように全フロアに多目的トイレを配置した。
全フロア多目的トイレを配置

具体的取組 ⑧ マセレーター導入
再生パルプを使用した排泄用具類のディスポーザブル化により、環境への負荷軽減と洗浄水削減につながる。

マセレーター導入


具体的な取組 ⑨ 敷地内緑化とサクラの接ぎ木保存
解体工事対象範囲の桜の木を接ぎ木により保存し最終ステップの外構整備時に桜を植樹する。

敷地内緑化とサクラの接ぎ木保存

ペーパーレスへの取組

活動概要
紙の使用量削減意識の向上、定着化に向けた啓発活動を推進し、合わせて各種資料やマニュアル、申請書類の削減や電子化による業務効率化も実現します。
目標
■ 紙の使用量削減を通じて環境保全に貢献する。
■ 特に紙の使用量の多い事務部署については、現在の使用量把握し、前年度以下に抑える。
目標への取組
■ 紙の使用量の多い事務部署(8か所)について、各部署にて現状の紙使用状況を把握し、半年毎にデータを共有することで、紙使用に対する意識向上を図る。
■ 紙の使用量が削減された部署など、ペーパーレスの取組が進捗している部署の事例をヒアリングし、他部署と共有する。
■ 紙での組織全体への通知文書や連絡文書、会議資料や申請書などについて、電子メールへの代替を検討する。
■ Googleなどを使用して、紙から電子申請への移行を推進する。

環境に優しく、災害時にも病院を守るエネルギー戦略

活動概要
キャンパス内で消費する電力の一部を、エネルギーセンターで発電、その際に発生する熱エネルギーを用いて、空調設備で利用する冷温水や蒸気を生成する、コージェネレーションシステムを採用しています。

東京ガスによる菅生キャンパスエネルギーセンターの紹介はこちらをクリック

目標
■ 菅生キャンパスリニューアル事業の過渡期であるが、リニューアル要因は除き、毎年前年比1%の省エネルギーを推進する。
目標への取組
■ 病院の医療行為や大学の研究、授業などに影響が出ない範囲で、不要な照明のこまめな入切、エアコンなどの空調設備の適切な温度設定を促し、毎年1%の電力削減を各部署へ通知。
■ 省エネルギー委員会を組成し省エネルギー活動の推進。

廃棄物削減とリサイクルへの取組

活動概要
2019年から感染性廃棄物処理にて、サイクルペールシステムの運用を開始し、毎年200~300tの廃棄物の削減に成功している。このシステムでは、本来捨てるはずの容器を洗浄・滅菌することで再利用して、削減効果を得ています。感染性廃棄物の容器はプラスティック製であり、石油資源の節減にも貢献しています。
また、可燃性廃棄物のうち、古紙として再生利用できるプリント用紙やシュレッダー屑などの分別を呼びかけ、全体量の3.6%の資源化を行っています。

サイクルペールシステムについてはこちらをクリック

サイクルペールフロー図
目標
■ 感染性廃棄物については、現行の運用を継続して行い、安全で適法な処理を推進する。
■ 古紙については、5%以上を資源化する。
目標への取組
■ 感染性廃棄物についての正しい知識の習得。
■ 各部署で廃棄物に対する分別意識の定着化。
聖マリアンナ医科大学は持続可能な開発目的(SDGs)を支援しています
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